秘密主義者の独り言

誰に話す訳でもない、心のうち。

もう辞める気満々の振り返り。

思えば7年でだいぶ自分が変化した自覚がある。

もちろんいい方向に。

 

人見知りで、中々声もかけられず

権威に怯え、媚びてた自分。

 

みんなに好かれようと当たり障りなく、嫌われない程度に関われば十分としてた自分。

 

それが

歳のせいもあると思うけど

人見知りなんて思われない程度に自分からコミュニケーションを取れるようになり、

こいつに嫌われたかて、なんも支障ないわって思ったらだいぶ本音を出せるようになって無理しなくなった。良い子でいなくてもいいんだって、その時から自分を出して仕事できるようになった。

それに

綺麗や可愛いと褒めそやされる程度の美意識を持って、自分の武器として活かせるようにもなったし

 

専門職としてだけじゃなくて

人間として成長させてもらったなってゆーのを振り返るたびありがたく思う。

 

そうやって仕事してきて思うのは

コミュニケーションが取れなければ信頼関係なんて築けないし、

信頼関係が築けなければ、患者様が困ってる事にも気付けないし相談もされないから対応できない。

 

それに、どれだけ知識や造詣が深くても、

期限を把握して余裕を持って動けないと、まったくもって意味がない。

必要なことも確認できてない、

退院支援も上手く行ってない、

そもそも計画が全体的に遅延してる、じゃあ

お話にならない。

 

だから

まずはコミュニケーションで信頼関係を築いて、1番の理解者、相談相手になること。

次に、退院までの道筋を、退院後の生活を見据えて余裕を持って立てること。

最後に、退院後に必要とする能力を念入りに確認して適切なタイミングで支援すること。

 

賢さも必要だけど、それは二の次三の次。

 

ってこと。

 

完璧に綺麗に歩けたら、安全に安心した生活が送れるわけでもないしね。

 

今の新人がそれに気付いて、

成長するのはいつなんだろう。

 

もう辞めるしと思えば気楽なもので

のんびりそんなことを思ったりするけども

残された先輩たちには申し訳ないなぁ、とも若干思ったりして。

 

まぁ、私が辞める時に

話す機会があったら、そーゆーこと伝えてもいいのかなって。

間違ってるかもしれないし

私だからこうやって動けたのかもしれない。

人の向き不向きがあるからね。

 

ただ一つの意見として、考え方として

知っていて欲しいな。